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「ペット販売士」は、日本畜犬学会が認定する民間資格です。ペットを販売するための免許ではありません。同学会が運営している通信講座を受講し、1~4ヶ月かけて添削問題を提出、すべての問題をクリアすることで取得できます。
ただし、ライセンス取得を希望する人は別途申請が必要です(交付料12000円)。なお、受講料金は通信講座によりまちまちなため、それぞれに問い合わせが必要でしょう(私見ですが、結構高額です)。
ペット販売士の資格認定カリキュラムは、ペットショップやペット美容院など、ペットビジネスに必要な知識や専門ノウハウが身につく内容。「ペット流通ノウハウの集大成」と言っても過言ではないかもしれません。
具体的には「ペット経営学」「動物看護学」「ペット社会学」「犬種標準学」をベースに、生体管理、看護、衛生、流通、法規などの専門知識および技術を学びます。これらは近年、大きく変化を迎えた生体流通・販売形態に適切に対応していくためのものと言えるでしょう。特にペット経営学では、生体仕入れの相場やペットショップでのトラブル実例のほか、ペット関連店舗設計の事例など、独立開業を想定に入れて学ぶことができるようです。
このように、ペット販売士資格を得るために学ぶのは「ペットビジネス(流通)に関わる知識・ノウハウ」が中心。愛玩動物飼養管理士が「動物愛護、法律、しつけ」を学ぶのとは方向性が異なることがわかると思います。
とはいえ、ペットビジネスは経営的側面のみの知識では不完全なことは明白。生体の販売のみならず、健康、しつけ、手入れ、繁殖などペット飼育の疑問や不安に適切に答える知識と技能を身につけていることは必須条件です。